姿勢矯正専門整体院 mint(ミント) の日記
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「何もしていない」前編
2014.07.10
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こんにちは。
姿勢矯正専門整体院mint 院長の東岡です。
今日は「何もしていない」について。
問診時によくある訴えの一つに、
「先生、腰が何もしていない時でも痛いんです」
と言われることがあります。
実は「何もしていない」時も、
体は常に外界の変化に反応し、適応しようとしています。
気圧、空気、気温や湿度の変化など、
意識では感じられないあらゆる事象に対応しているのはもちろん、
体温調整、呼吸、内臓の働き、音、臭い等、
これら全てを無意識下に働かせています。
「何もしていない」静止状態を維持するために、
姿勢を保持するインナーマッスルも働いています。
インナーマッスルは長時間同じ姿勢を続けていると、
同一姿勢維持のために働き続けなければならず(持続収縮 )、
その結果、筋肉が常に緊張した状態になります。
そのため疲労が蓄積され、
本来の姿勢保持機能の働きが困難となり、
猫背に代表される不良姿勢になってしまいます。
字数がオーバーしそうですので、続きは後編で書きますね。