姿勢矯正専門整体院 mint(ミント) の日記
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股関節を軟らかくし過ぎるデメリット!
2016.09.20
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こんにちは
姿勢矯正専門整体院mint 院長の東岡です
どちらの写真も楽に立ってくださいとお願いしております。
姿勢矯正前後の写真はご本人様の了解を得て掲載させていただきました。
姿勢矯正前
姿勢矯正後
Nさん 女性 20代 会社員
症状 右股関節の痛み
楽に立っていただくと脚を交差されます。
真っ直ぐ立つと右足に体重が乗っていない感じがするそう
さっそく検査をしてみると、
腰椎と股関節にねじれあり。
特に大腰筋という筋肉の緊張が強かったので、
痛みが出ない範囲内でストレッチ
もう一度立っていただくと、
右足の違和感が無くなったと喜んでおられました
Nさんは3歳~高校生になるまでバレエをされており、
現役の時は股関節を180度開いて床に座れたそうです
バレエや体操などは柔軟性と激しい動きを要求される競技です。
「関節に柔軟性をもたせてやわらかくする」
ということは、
言いかえると
「関節を不安定にしてグラグラにさせる」
ということなんです!
股関節は上半身の重さを脚に伝えて支える働きをしています。
そのため股関節の周りは厚い筋肉とじん帯でおおわれることで安定し、
上半身を支えることができます。
無理なストレッチでこのじん帯が伸ばされると、
大きく開脚できたり脚が高く上がるようになる反面、
上半身を支えるには不安定な関節になってしまいます。
現役の時はじん帯がゆるくてもそれをカバーできる筋肉があるので大丈夫なのですが、
引退して筋力が弱ると、
不安定な股関節を守るために筋肉が緊張状態になり痛みが出ます。
関節がやわらか過ぎることは現役時代にはプラスであっても、
引退後は必ずしもプラスであるとは言えないんですね。
ですので、
「身体が固くって」
とお悩みの方も、
特にそういった競技をされていないなら
必要以上にやわらかく無くても全然大丈夫ですよ今日のハッピー
久しぶりの2連休~
昨日のお休みは12時間爆睡~
おかげで頭も体も超スッキリ~
